フワフワポムポム・ヤニャラニャラ!

まほうのことば・・・?

アイドル永遠論

【永遠】時間を超えていつまでもその状態をたもつようす

 

 永遠のアイドルとはよくいったものだ。

だってずっとすきで応援してきたアイドルが卒業や引退してもファンの心の中ではずっとアイドルだったその人が生きているもんね。

 

 

 

 

 わたしはいわゆるオタクというものである。ジャニーズ事務所所属の関ジャニ∞というグループがすきだ。だいすきだ。そんじょそこらの”すき”とはわけが違うぞ。

本気であいしている。

 

 

 

 関ジャニ∞は7人でそろうことで魅力が最大限に引き出されると思う。(これはエイターならわかるよね、)7人それぞれの個性が一つに集まった時のドキドキワクワク感は本当にたまらない。年を重ねながらも少年のような彼らは、次は何をしでかしてくれるんだろう、そういう期待がずっと途切れないグループだった。

 

 

 

 

 

 

 

 正式に発表があったあの日よりも前にフライデーが報道した。

フライデーが週刊誌の中ではまだ信憑性のある方だと知っていたのに、本当にこのときだけは全く信じていなかった。信じたくなかったわけではない。本当に思い当たる節がなさ過ぎて信じられなかったのだ。

 

 

 

そして、

渋谷すばるという人がどういう人か何年か応援してきて、少しはわかっているつもりだった。

 

 

 

歌が上手くって顔が良くって

メンバーを心の底から愛し、愛されて

重力に弱くて(笑)

たまにファンでなくてもわかるくらい不機嫌で

でもその分笑顔で穏やかな表情に惹かれて

アイドルにそぐわない下ネタと自分に正直すぎるところがジャニーズらしくないなんて言われたりもして

 

音楽を愛して、

どんなときも鋭すぎるくらいにまっすぐで、

まっすぐで、

 

 

 

 

エイタメジャム魂で、ずっとニコニコしながらファンに手を振るすばるくんはまさに正真正銘のアイドルだった。

ああ、もうすばるくんはこころからアイドルを関ジャニ∞を楽しんでくれているんだ、と思った。

 

 

どういう気持ちだったのかな。あとちょっとでアイドル人生を終える自分のためにアイドルを全うしたのかな、それともファンのみんなのため?どっちでもうれしいけど。

 

 

 

すばるくんのことを分かっていたつもり、なだけだったね

 

 

 

 

 

すばるくんの気持ちに気づけなかったこととかにはなんにも思わない。

人の気持ち、ましてや普通に人生を送っていたら交わることなんて一生ないアイドルの気持ちなんてわかるわけない。

報道が出るまで誰も気づかなかったことはそれはもうすばるくん含め関ジャニ∞の努力の結晶だと思う。

 

 

 

 

 わたしの後悔はわたしに対して。

 

 

 

 

 

レギュラー番組も増加して、紅白なんて選ばれて当然で、フェスに初出演したり、国発信の大きな仕事にも起用されたり、世間とファンの需要と供給が合わさっていくなかでファンが見たい彼らが以前よりも格段に容易に、しかも定期的に摂取できるようになった。

 

 

 

 

なんだろう、順調すぎるくらいにどんどんステップアップして、ジャニーズの中でも芸能界の中でもその名を轟かせながらビッグな存在になっていく関ジャニ∞に安心しきっていたんだろうな。すばるくんの言葉を借りると「甘え」とか

 

 

 

そんな何の心配もいらない彼らを応援できるのって本当に幸せで、わたしはずっとこうやって彼らから元気をもらいながら生きていくのだろうと思っていた。彼らは永遠にわたしの心の支えとなり続けるのだと。

 

 

 

大切なことは失ってから気付く。

 

 

 

 

 

 アイドルが永遠なんて誰が決めたのだろう。きっとわたしだ。間違いなくわたしだ。

勝手に、”当たり前”を”当たり前”にしてしまった。関ジャニ∞は、ファンであるエイターのために、そして関ジャニ∞がだいすきな彼ら自身のためにずっとずっと永遠に続くという当たり前。横山君すばる君村上君丸ちゃん安君亮ちゃん大倉君、7人がずっと同じ楽屋で同じ話をし同じタイミングで笑い同じ仕事をこなしたまにはぶつかりながら、同じ夢を追いかけて、、、わたしのだいすきな関ジャニ∞がずっとずっと続く当たり前。なくなるわけなんてない。

 

 

 

何を見て、聞いて、当たり前を当たり前としたのだろう。ここ最近の彼らの安定だろうか。正直わからない。J事務所内にいざこざ、騒動、問題が起こったときも現在の関ジャニ∞の地位に安心しきっていてどこか他人事だった部分もある。たいへんそうだなあ、かわいそうだなあとは思っても、もし関ジャニ∞に同じことが起こったらなんて考えもしなかった。改めて、さいあくだな。

 

 

彼らが7人で歌を歌って踊りを踊ってバンドに勤しんでバラエティで団結してくれることは当たり前の日々なんかじゃなかった

 

 

 

 

 

 

あの日から学んだこと。

 

 

アイドルは永遠なんかじゃない。限りある存在だ。すきで、だいすきで、ずっと応援し続けたいと思っている人たちが時間を超えていつまでもその状態をたもつなんてそんな奇跡みたいなことあるはずがない。

 

 

そう思いながらじゃないと、突然ばらばらと崩れた時に心が対応できない。こんなにつらいことってあるの、どうしてわたしはやさしくていとおしい唯一無二の時間を当たり前と捉えて過ごしたのだろう。

 

 

 

もっと大事に壊れないように丁寧に扱わなければいけなかったのに。

どんどん過ぎていく日々をしっかり掴んでいなければいけなかったのに。

 

 

 

もうなんていうか自分への後悔しかない。

 

 

 

当たり前はすぐ壊れる。わたしの、ファンの知らないうちに。

限りある、ということを当たり前にしなければいけなかった。

 

 

 

わたしたちにはタイムリミットが設定されてしまった。永遠には続かない、残り数ヶ月という短い時間をどう過ごしていくかはファンそれぞれで、正解も不正解もない。突きつけられた現実から目をそらすことなく生きていく。

 

すばるくんは関ジャ二∞からいなくなるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもこんなことをいいながらも、

わたしの心の中ではやっぱりアイドル関ジャニ∞は永遠に7人。

すばる君は永遠に関ジャニ∞の一員で永遠にアイドルなのだ。

 

 

 

今までの文章と矛盾してるのはわかってる。

だけどさ、やっぱりほら、いつもみたいに7人がエイターを置き去りにしながら、ほんとしょうもないことしながらずっとケタケタ笑ってるところ、すぐに思い出せるんだもん。

たとえば、世間は6人の関ジャニ∞が当たり前になったとしてもわたしの目が、脳がすばるくんをそこに映し出すこと、自分がいちばんわかってる。だからやっぱりアイドルは永遠なんだ。わたしが永遠の存在にするんだ。

 

 

渋谷すばるは永遠のアイドルだ!

わたしのなかで永遠超えて伝説になったんだ。

 

気持ちの整理がつくまで、せめてそう思わせてください。